流れのある家
木と水と緑
敷地の中心には庭を据え、それを囲むコの字の平面を持つ建物配置を定めました。
プランは1階の居間に重心を置き、
その対となる位置には離れのような客間があり様々な位置から庭を愉しむことができます。
家の骨格は手刻み加工で造り、土庇空間をはじめ地元の職人技術を惜しみなく施しました。
原始の風情を志向した庭とビオトープにはカエルやメダカが住み鳥が戻ってきました。
手仕事を伝える「木」、静かに流れる「水」、息づくとりどりの「緑」。
三重奏のかなでは、家族団らんの時間にうるおいとやすらぎを与えます。
敷地面積:564.39㎡/建築面積:217.17㎡/
延床面積:198.51㎡
第34回茨城建築文化賞 茨城新聞社賞/住宅部門 最優秀賞
令和3年度 いばらき地域適合型木造住宅コンペ 最優秀賞
日本の美邸7号「水と庭」掲載
チルチンびと105号 2020秋「緑と暮らす」掲載